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★★★10 黒字は麻薬

利益が出ると、現状に満足してしまう

 いまは赤字、不況の時代です。そのときに意識しなければならないのは、利益、経費だと第9回で説明しました。今回は売上が100億円で、当期利益が−10億円、−1億円、1億円、10億円の4つの会社を考えてみましょう。

 −10億円と−1億円の会社は、赤字から脱し、どのようにすれば利益を出せるようになるかを経営陣は真剣に考えます。そして、具体的な経営方針を打ち出すはずです。不採算部門の切り捨てなどを行ない、それに伴って人員整理や経費削減など、リストラを実行します。

 一方、1億円の会社は、同業他社が10億円の利益を出せたのだから、効率よくやれば10億円の利益が上げられる潜在的な可能性を持っているといえます。それにもかかわらず、それを目指しません。1億円の会社が一番問題です。

「不景気に、よく1億円の利益が出せた」
と経営者は現状に満足し、それでよしとしてしまうのです。「黒字は麻薬」というのは、この状況を指します。この会社は9億円の機会損失を生んでいることになります。

 赤字ならば経営陣は真剣になりますが、1億円の利益が出ると、もっと利益を出している会社がありながら、1億円の会社の経営陣は満腹になってしまうのです。しかし、黒字ならば、経費削減をしなくていいのでしょうか。現状を維持すると、ムダな経費をかけ続けることになります。

 結果として黒字であろうが、赤字であろうが、どんな会社でも機会損失は多かれ少なかれあります。コストダウンの余地が常にあり、むしろ黒字の会社のほうが大きいのです。

V字回復をした日産自動車だが…

 「黒字は麻薬」の代表例としてあげられるのが日産自動車。業績のV字回復に伴って、2003年春闘で、カルロスゴーン社長がベア・賞与の満額回答をしました。電機大手はベアゼロどころか、定期昇給制度の見直しとなっている中で、ゴーン社長は再生のイメージを強く出し、社員の士気の向上をする目的があるようですが、もっと激しくやるべきでした。

 日産自動車は3年前、倒産の危機にありました。それが2003年3月期では、4,900億円の黒字見通しとなり、劇的に復活。結果は出ていますが、1年ぐらいの黒字では大したことがありません。本来はもっといけるのです。

 人間は弱い動物です。ゴーン社長は、V字回復したのだから、従業員に「もっと経費削減しろ」というと、かわいそうという気持ちになったのでしょう。グループで2万人以上を人員削減したゴーン社長も人間だったということです。

 しかし、一律賃金を上げることによって、従業員の危機感がなくなり、いままで業績回復を目指して一生懸命取り組んでいた気持ちがゆるみ、昔の体質に戻ってしまう可能性があります。1年ぐらいで会社全体の最適化をすることは不可能です。現状が最高の効率ではありません。常に機会損失は被っていますから、黒字体質をつくるには、努力を続けていかなければならないのです。

変化し続けなければ価格競争力はなくなる

 時代によって、何をコスト削減するのかは変化しています。たとえば、インターネット環境が整い、従業員ひとり一人が電子メールアドレスを持つのが当たり前になると、すぐに返事を必要としない要件については、電話の代わりに電子メールを使うようになりました。これにより電話代が削減されました。

 現在では、従来の電話回線ではなく、インターネット回線を利用したIP電話が普及しはじめています。距離、時間帯にかかわらず電話料金は一律。電話料金の削減のため、導入する企業が増えています。

 コンピュータやネットワークの技術の進化とともに、環境はどんどん変化しています。そのため、現状維持で満足していたら、機会損失は大きくなります。時代とともに、会社もどんどん変わっていくという意識でないと、価格競争力がなくなります。

 そもそも人間は、永遠に変化し続けるものであって、機械のように完成することはありません。物事を真剣に考えたり、努力しなくなったら、その時点で成長が止まります。安定を心地よいと感じると、逆に変化を怖れるようになり、他人への不平、不満、グチが多くなるのです。

参考 カルロスゴーン氏に関する書籍





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