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  体験談5 レポート第5弾 経費削減 コストダウン コンサルティング

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‥‥★★5 新米女将の借金返済奮闘記〜鬼はなし!?

 こんにちは、コストダウンライターの嶋津典代です。

 今回、取材にご協力いただいたのは、従業員100名、年商30億円、栃木で100年続く温泉ホテルの女将さんです。

昼ドラのような展開

――まずは、スーパーコストダウンドットインフォに申し込まれたきっかけからお聞かせください。

女将:私の代から、宿泊予約サービスのホームページに参加しておりまして、予約はさっぱりなのですが、毎日、メールチェックはしております。そのたびに、ホームページを見たりしているのですが、立派なホテルや老舗旅館を検索しても、ため息が出るばかりですしね。そこでとりあえず思いついた「水道料 削減」という言葉を検索いたしました。

――水道料って、温泉からひいているんじゃないんですか!?

女将:ええ、もちろん、源泉からひいております。でも、自家源泉ではありませんので、いろいろと大変なんです。再加熱の光熱費もかさみますし……。実は、3年前に先代、夫の母ですが、亡くなりまして。頑固な人でしたから、弱みを見せないというか、一人でしょっていたんでしょうね。心筋梗塞で、最後の言葉もないまま、60歳の若さで逝ってしまいました。でも、遺言書を残しておりまして、私が女将を引き継ぐことになったのです。

――その時は29歳ですか。その若さでは女将修行もまだ途中だったのでは?

女将:「お客様の靴のにおいを嗅ぐ」的な修行はまったく。

――靴のにおいですか?

女将:ええ、そのにおいでお客様の健康状態がわかるらしいですよ。女将になる前によく見ていた昼ドラで、大女将が女将見習いにいっていた台詞です(笑)。夫は会社員でしたし、私は子育ての真っ最中でしたから、空いた時間に配膳などのお手伝いをする程度。生前、そのような話はおろか気配すら見せておりませんでしたから、私はてっきり、夫の妹が継ぐものだとばかり。

――でも、先代は女将を後継者にと買っていらしたんですね。

女将:とある老舗旅館の女将が「うちの若女将は有名女子大出身で英語は堪能どすぇ」と微笑むテレビを横目に、地元の短大出身でよかったと、煎餅をかじるような平凡さでした。私を「見込んで嫁に」なんて時代錯誤な遺言状を見た瞬間、先代の最後で最大の嫁いびりだ!と涙が止まりませんでした。でも、女将を拒否しても地獄、受けても地獄なら、受けてたとうじゃないかと。

――経営状態はいかがでしたか?

女将:しばらくは、先代の仕事をなぞるだけで精一杯。経営にまでは頭が回りません。もちろん、銀行からの催促はありましたが、先代と比べれば、私では信用不足なんでしょうと、ひたすら頭を下げて、自転車操業を続けておりました。昨年、先代のときの帳簿を引っ張り出してみると、とっくに経営は悪化しておりました。バブル期に旅館からホテル風に改築した際の借入れとその後の不況を真正面から受ける形で。これではあの先代の心臓も止まるはずと、笑いごとにしたらバチが当たりますが、でも今は、笑い話にできる現状が少しうれしかったりします。

――それで、「水道料 削減」でヒットした経費削減の殿堂スーパーコストダウンドットインフォに申し込まれたんですか?

女将:たくさん検索されたので、最初はさほど気にも留めなかったのですが、「公認会計士のアドバイス」という紹介文がありまして、公認会計士さんは雲の上といいますか、大企業とおつき合いされる方と思っておりました。そんな方がホームページでどのようなアドバイスしてくださるのか、とても興味を持ちまして、クリックいたしました。

新たな鬼の登場

――公認会計士に惹かれてしまったんですね。

女将:プロフィールを拝見すると、お隣の山梨のご出身だし、八百屋の息子さんでしょ。きっと机上ではなく、商売人としての気骨も持っていらっしゃる気がしまして。でも、私の感だけで決めていいものか。「成功しても先代のおかげ、失敗したらあの嫁だから」の世界ですから。夫に相談しても、暖簾に腕押し、ぬかに釘ですし(笑)。それで、顧問の税理士に相談したんです。

――山田という変な公認会計士を知っているかと……。

女将:変かどうかは、その当時は存じてらっしゃらなかったんですけど(笑)。その先生は、山田先生が開発された「TAX Navigator」を使っていらして、日本経済新聞から出版された本もお持ちでした。先生が推薦してくださるのなら、安心してお任せできると確信しまして、その先生から山田先生へご連絡していただきました。お金の話なら、私よりも先生からご説明していただいた方が、合理的ですし、女将になった当初から親身にしてくださる優しいおじいちゃん先生ですから。

――山田先生がコンサルテーションに入られて、いかがでした?

女将:渡る世間は鬼ばかりでした(笑)。山田先生はうちで2泊されて、「宿泊料はきちんとお支払いしますから」とおっしゃるので、当初は仏様のような方だと思いましたが、先代も真っ青の苦言が次々と。たった2泊で鬼のようにクレームのつくホテルなら、客足も遠のくはずですよね。おまけに、古株の仲居たちからは「先代の顔に泥を塗って」という風に睨まれるし……。この2年、私は何を頑張って来たのだろうと、心の糸がプツンと切れてしまいました。

――その山田先生の暴言の数々をお聞かせください(笑)。

女将:まず、最初に指摘されたのは、ホテル内のカラオケバーですね。「おばちゃんはやめてくれ」と、いきなりいわれて、「キャバクラじゃあるまいし」と目が点になりました。でも、お話を聞いているうちに、山田先生の趣味ではなく、人件費の見点から指摘されていることがわかり、ホッといたしました。そうですよね、銀座のクラブでも女の人は日給・時給の世界。どうしても新たな出費を抑えるために、仲居で賄うことばかり考えてしまって。社員よりアルバイトを雇ったほうが、カラオケバーの人件費は削減されます。

――雰囲気も若返りますしね。

女将:ええ、若くきれいな女性が出入りしてくれるだけで、ホテル全体が華やぎます。人件費の観点からは、朝食をバイキング形式にすることも提案していただきました。うちは団体のお客様でもお部屋にお運びしていたのですが、バイキング形式にすると、10分の1くらいの人件費で済みます。私も主婦のときは、雑誌のバイキング特集記事を見ながら、「先代もこういう感性をとり入れればいいのに」なんて、のんびり思っていたのに、いざ、女将になると考えもつかない。まったくの別世界に足がすくんでいたのでしょうね。

――あまりに先代の女将が大きすぎて、視野が狭くなっていたんですね。

女将:先代を慕う仲居さんは多いですから、気に入られるようにしなくちゃって、踏襲することばかりにとらわれて。「秋には栗が食べたい」と山田先生がおっしゃるまでは、お料理に季節感が欠けていることにさえ気がつきませんでした。以前は、旬のものを子どもたちに食べさせようと、あんなに気にとめていたのに。忙しさにかまけて、私自身が季節を感じることを忘れておりました。季節を通して、マグロの刺身では味気ないんですよね。反省しました。

リスケジュールによる再出発

――山田先生からの新しい風で、どれほどのコストダウンになりましたか?

女将:結論から申し上げると、リスケジュールの交渉になりました。一番、経営を圧迫していたものが、銀行の金利。今は低金利時代ですが、うちは不良債権会社に成り下がっておりましたので、借換えの自由もなく、バブル期の高い金利のままで6%。売上と借入れがともに30億円、年間で1億8,000万円の金利負担。赤字は1億円を超えることもありました。

――リスケジュールとは、銀行に返済繰延をお願いすることですね。

女将:ええ。そのころは、債権放棄や減免などは大企業だけの特権だと信じていまして、うちのようなホテルは夜逃げ以外の方法はないと思い込んでおりました。山田先生の口から「債権放棄」という言葉が飛び出したときは、心底、山田先生に依頼したことを後悔しました。この先生は何を血迷っているのかしらって、こんな規模のホテル、どこも相手にしてくれないわよって(笑)。

――倒産すると、一番困るのが銀行ですよ。

女将:足利銀行が先に潰れてしまいました。おかげで、返済の催促にも拍車がかかっておりましたから、債権放棄やらリスケジュールやらを理路整然と説かれても、女の細腕は疲労困憊です。理解する余裕はありません。それでも、山田先生は根気強く「東京では日常茶飯事ですよ」と、説いてくれました(笑)。

――リスケジュールの交渉は、鬼だらけでしたか?

女将:銀行にリスケジュールを認めていただくためには、黒字の見込みがあるかどうかが最大のポイントになるのですが、山田先生はそれを見越されて、数々の鬼の苦言を吐いてらしたんですね。すぐさま、確実に黒字化できる再建計画を作成してくだいました。私も板長や仲居たちととことん話し合い、ひとつ一つ、改善していきました。多少の人員削減も行いましたが、先代派は定年が間近なこともあり、パート勤務に移ることで決着がつきました。

――いかがでしたか、リスケジュールという手法は。

女将:銀行との交渉役を行う弁護士山田先生が緊密に連絡をとってくださって、万事がうまく運びました。銀行も黒字化を認知してくれて、減免に応じてくれました。プロでなければ、できないお仕事ですね。計画書の作成だけではなく、確実なノウハウを持っておられるので、まるでオセロのように、次々にコストダウンの一手を指されては黒に変えていかれる。私ひとりの力では、いまごろは倒産。退屈な主婦に戻っていたでしょう。銀行と交渉ができるなんて、草葉の陰で先代が腰を抜かしていますよ(笑)。

――差し支えなければ、成果を数字で教えていただけますか?

女将:金利6%が3%になリましたので、借入金30億円が15億円ほどになり、年間の金利負担も4,500万円と1億3,500万円の減免になりました。しかし、赤字はクリアしましたが、借金が完済したわけではありませんので、これからもコストダウン第一、かつ、お客様が足を運んでくださるホテルづくりをしていかなければなりません。これからが私の女将としてのリスタートです。

――大丈夫、話し方もすっかり板につかれて、女将そのものですもの。

女将:元デパートのエレベータガールですから、郷にいれば郷に従って喋ります(笑)。でも、山田先生とお会いして、渡る世間を「鬼ばかり」と思うか、「鬼はなし」とするかは自分次第だとわかりました。苦言を呈する相手を鬼ととるか、師と仰ぐかは、気持ちの持ちようひとつ。先代が健在の時に、そのことに気づいていれば、女将修行も率先して……。でも、ゼロだからこそ、今回のような先例にとらわれない挑戦もできたのかもしれませんね。きっと、先代も自分のやり方が通用しないとわかっていたから、私を放って置いた!? ということは、一生、先代に頭が上がらないってことじゃない。黒字にしたぞ、ざまあみろって鼻をあかしてやりたかったのに(笑)。

(注)体験談は、実際の体験を通して、スーパーコストダウン術を分かり易く、そして楽しく会得することを目的としています。そのため、多くのフィクションが含まれています。



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