‥★★★54 減価償却費節税術
■知恵(Intelligence) まずは、考え方を知りましょう。
経費削減・コストダウン術を提案したい方は、こちら。
■定額法から定率法に変更して、税金のコストダウン(節税)
固定資産は、減価償却という方法により、経費を計上します。その計算方法には、大きく分けて、定額法と定率法の2種類あります。
定額法とは、耐用年数に応じて、一定の金額を計上する方法です。定率法とは、一定の率を乗じた金額を計上する方法です。普通は定率法の方が、減価償却費が多くなります。
定額法から定率法へ、減価償却の方法を変更すると、コストダウン(節税)になります。
■実際どのくらいコストダウン(節税)できるのですか。
例えば、会社で期首に200万円の普通乗用車を購入した場合は、次の金額のコストダウン(節税)になります。
@定額法 減価償却費
200万円 × 0.9 ÷ 6年 = 約30万円
A定率法 減価償却費
200万円 × 0.319 = 約64万円
年コストダウン額 = ( A − @ ) × 40%(実行税率) = 約14万円
■建物の償却方法
建物は定額法のみと言われますが、実は、平成10年4月1日後に購入したものが対象です。それ以前のものは、定率法も選択可能です。
また建物と建物附属設備は、区分が異なります。建物付属設備は、耐用年数も短く定率法の選択も可能ですから、購入した時は、できるだけ細かく区分した方が、コストダウン(節税)になります。
■個人の場合
法定で決まっている償却方法は、会社の場合、定率法です。一方、個人の場合、定額法です。そのため、減価償却の方法が定率法になっているケースは、個人の方が多いと思います。特に、金額の大きい建物の取扱いを、確認してみて下さい。
■変更の手続きを教えてください。
変更は、変更したい事業年度開始までに、税務署へ変更届けを提出します。個人の場合は、前年の12月31日までが、提出期限です。
なお、新たに事業を開始した場合は、確定申告と一緒に、償却方法選定の届出を提出すれば、最初から採用できます。
顧問の税理士と良く相談して、実行して下さい。
■情報(Information) 優良業者を利用して、実際にコストダウン(節税)しましょう。
経費削減・コストダウン商材の提案・優良業者に立候補したい方は、こちら。
★は、我々の独自の基準でつけています。掲載基準は、こちら。
★★★★: エース会計事務所(山田咲道)(東京都中央区八重洲)
‥★★★: 半沢明美税理士事務所(東京都目黒区上目黒)
‥★★★: (株)アイピービー(アーク綜合会計事務所)(東京都港区西新橋)
‥★★★: 児玉税務会計事務所(東京都渋谷区渋谷)
‥★★★: 瀧日公認会計士事務所(東京都千代田区平河町)
‥★★★: 中村公認会計士事務所(東京都港区南青山)
■会計事務所 税理士 紹介 サイト
・TabisLand/会計事務所通信
・ピッタリの税理士お探し隊!
|